栄養豊富なモリンガを摂取するメリットや保存方法について

食生活の多様化や健康ブームなどの理由により、栄養を豊富に含む食品が注目されるようになっています。中でも古くから薬草として伝わっている植物はその栄養バランスの良さから、健やかな暮らしを営むために欠かせない健康食品として再評価されるケースが少なくありません。

ミラクルツリーと称されることもある、栄養豊富なモリンガの特徴や保存方法について学びましょう。

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モリンガは人の体に必要な栄養を含んだスーパーフード

モリンガは日本ではワサビノキとも呼ばれ、名前の通り根の部分の味がワサビに似ています。モリンガは炭水化物や脂質、たんぱく質だけではなく、いくつものビタミンやミネラル類を含んでいる植物です。複数の栄養をバランス良く含んでいる植物は他にはほとんど存在しないことから、モリンガはミラクルツリーやスーパーフードなどの別名があります。

果実や葉に限らず、種子や根も食用になる点がミラクルツリーと呼ばれる所以です。絶妙な栄養バランスからモリンガひとつだけでほぼすべての栄養を摂取することができると言われています。そのため、原産地の東南アジア地域では古くから滋養強壮の効果がある薬草として珍重されてきました。

現在では豊富な栄養を含んでいることからサプリメントなど健康食品の原料として消費されています。また、種子から抽出したオイルは肌への刺激が少ない点を評価され、化粧品の原料として使われることもあります。

モリンガの生育に適した環境について

モリンガの原種はヒマラヤ山脈の南部とされています。この地域は高所で尚且つ気温が高く、熱帯に近い気候です。そのため、モリンガは赤道に近い熱帯や亜熱帯気候の地域で多く栽培されています。

東南アジアや南米、アフリカの赤道に近い地域が栽培に適していますが、日本でも沖縄や九州南部など一年を通して温暖な地域なら栽培が可能です。

しかし他の地域では湿度が高く、気温がやや低いので栽培は難しいと言えるでしょう。北海道や東北など、冬季に雪が降る地域は温室でなければ枯れてしまうので注意が必要です。また、モリンガは根を深く伸ばすので事前の土起こしは入念に行い、根の成長を妨げる石などの障害物はすべて取り除かなければいけません。

野生のモリンガは熱帯や亜熱帯のジャングルで育つので頑丈な植物というイメージがあります。乾燥に強い品種なので決して弱くはありませんが、美味しい葉や根をたくさん採取するなら環境を良好に保つことが何よりも重要です。

苗を植える際はそれぞれに十分な栄養が行き渡るように間隔を空ける必要があります。日光がしっかりと当たるように、周りの遮へい物をすべて取り除くことも忘れてはいけません。また、モリンガの若芽や葉は柔らかいので害虫の食害に遭う可能性があります。

苗が小さいうちは防虫ネットで覆うなど、健やかに育つための工夫が必要と言えるでしょう。雑草も丁寧に取り除くことで早く大きくなります。約2年ほどで食用になる葉を採取できますが、環境によって大きくなるスピードはまちまちです。

その一方で水や肥料を与えすぎても根腐れを起こしてしまうので、モリンガを栽培する際は事前の準備を入念に行うと共に、必要な知識をしっかりと学ぶ必要があると言えるでしょう。

モリンガの活用方法

ミラクルツリーとも呼ばれるモリンガはほとんどの部分を食用として用いることができます。原産地である東南アジア地域では古くから根の部分を薬草として使っていましたが、他の部分も食用になるので無駄が無いと言っても過言ではありません。

もっとも目立つ部分の葉は加工方法によって食べ方も様々です。採取した直後の生の葉はスープやサラダの具として使うことができます。乾燥させた葉は独特の香りが強くなるのでお茶として楽しむことが可能です。葉を粉末にして他の食品に混ぜたり、香りを利用して香水の原料にすることもあります。

モリンガの葉はたくさん茂るので、木が一本あれば葉が足りないということはほぼありません。葉以外にも根や種子を食べることが可能です。どちらも生のままで食べることができますが、より美味しくするなら乾燥させてからすり潰し、粉末状になった物を他の食品に混ぜるのが良い方法と言えるでしょう。

根は強い香りとワサビに似た刺激がクセになるので料理の香り付けに最適です。地域によっては香辛料として扱われることもあります。種子は脂質を多く含むのでそのまま食べるよりもオイルを抽出するのが一般的な用途です。

オイルは食用油の中でも悪玉コレステロールを減らす効果が高いとされているので体調管理に気を配る人には最適と言えるでしょう。

採取したモリンガを保存する方法について

栄養豊富なモリンガですが、採取した物をそのまま放置すると栄養が抜けてしまう他、害虫やカビの被害に遭うおそれもあります。せっかく採取したモリンガを無駄にしないためにも、使わない分は速やかに保存しなければいけません。

モリンガは葉や根など種類を問わず、余計な水気を取り除いたうえで小分けにして冷凍にするのが適切な保存方法です。乾燥させた葉や根は茶葉や海苔と同様に、わずかでも水気に触れないように細心の注意を払って暗所に置きます。

乾燥させたモリンガは常温での保存が可能ですが、害虫の食害に遭いやすいので密閉できる容器に入れることを忘れてはいけません。また、湿気を吸わないように食品用の乾燥剤を一緒に入れるのも効果的です。

体に良くても過剰摂取は避けることが大切

人の体に必要な栄養をバランス良く含むモリンガはスーパーフードとも呼ばれ、体調を良好に保つのに最適な食品とされています。しかし、モリンガに限らずどのような食品も撮り過ぎは良くありません。モリンガの場合、妊婦が過剰に摂取すると流産のリスクが増大すると言われています。

また、糖尿病や低血圧などの疾患がある人も栄養過多の状態になり、体の具合が悪くなるケースがあるので注意が必要です。モリンガを摂取して不足している栄養を補うのは悪いことではありませんが、妊娠中の人や持病がある人は医師に相談したうえで摂取する量を決めるのが健やかに暮らすための秘訣と言えるでしょう。

上手に美味しく摂取するのがモリンガを楽しむコツ

健康維持のためにモリンガを摂取するのは効果的な方法ですが、長続きしなければ意味がありません。どのような食品も食べて美味しいと感じることが長く続けるための条件になります。モリンガは独特の風味が特徴ですが、この風味を活かして加工することが長続きさせるコツと言えるでしょう。

お茶にして飲む、粉末状に加工して他の食品に混ぜるなど工夫次第で飽きずに楽しむことができます。

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